2013年 お世話になったアイドルポップス(1位〜30位)

12月とはいえ、いくら何でも今年を振り返り過ぎじゃないか!とも自分で思いますが、毎年行事なので許してください。今年も元気にアイドルポップスを聞けました。ありがとうございました。

30. 「マジ感謝」チームしゃちほ MV
29. 「イジワルしないで 抱きしめてよ」Juice=Juice MV
28. 「GET YOU」BiSとDorothy Little Happy MV
27. 「バスルームでつかまえて」エレクトリックリボン MV
26. 「World World World」BELLRING少女ハート MV
25. 「トワイライト・パームビーチ」Especia MV
24. 「ジュエルメモリーズ」バニラビーン
23. 「ひとりぼっちのラビリンス」lyrical school MV
22. 「R.O.D.」ライムベリー MV
21. 「ハピ! ハピ! ハピバースデー! 」おはガールちゅ! ちゅ! ちゅ!
20. 「光」からっと☆ MV
19. 「Beat Goes On ! 〜約束の場所〜」RYUTist MV
18. 「手をつなごう」私立恵比寿中学 MV
17. 「My Graduation Toss」さくら学院 MV
16. 「WIDE MIND」BELLRING少女ハート MV
15. 「P.S.」lyrical school
14. 「neo disco」 GALETTe MV
13. 「恋するフォーチュンクッキーAKB48 MV
12. 「ALL NEW FEELIN'」キャラメル☆リボン MV
11.「イミシン☆かもだけど」Negicco MV


10.「We Did It」ライムベリー

フルートループが印象的なオールドスクールスタイルのラップナンバー。キュートな声のラップがのるだけでも十分楽しいけれど、古臭さを感じさせないバックトラックの格好良さは、何よりフロアでかかった時に強いですね。先日のTパレ感謝祭での熱狂もすさまじく、ライブアクトとしても魅力的だと思います。センターのMIRIちゃんの面構えもいいですね。堂々としたイイ顔。


9.「君の名は希望乃木坂46

上半期お世話になったアイドルポップス4位曲。アッパーでがちゃがちゃしたものが多いアイドルポップスの中で、曲の清楚さが却ってキラッと光っていたと思います。


8.「夏サンキュ!!!」おはガールちゅ! ちゅ! ちゅ!

最初聞いた時は、「こいしょ!!!」ほどのキャッチーさを持っていないように感じましたが、聞けば聞くほど楽しくなってきたスルメソング。曲中にフックのある仕掛けが随所に配置されてるんですよね。夏のキラキラを忘れたくないという刹那的なサマーソングであるところもキュンとします。


7.「マジ勉NOW_ feat.新井ひとみ(東京女子流)」 dancinthruthenights

MALTINEレコードからの配信曲。曲の良さもさることながら、背伸びした女子流の歌詞世界から、いきなり「勉強」というひーちゃんの日常に擦り寄せたテーマと、ファルセット使いなどの明るいメロディで彼女の新たな魅力を引き出した手腕が見事だと思いました。声のミックスも強く加工せず、生っぽいところも正解。彼女の以前の口癖、「だっちゃ!」をコールさせる仕組みも、愛らしい彼女の等身大を感じさせてファンとしては嬉しかったです。サイドプロジェクトの自由さと緩さを生かしたアイデアの勝利だと思います。


6.「大好きだよ」私立恵比寿中学

上半期お世話になったアイドルポップス1位曲。ゆるいテンポの曲ですけど、長く歌われる曲になるといいなと思います。


5.「誘惑したいや」私立恵比寿中学

またエビ中かよ!という感じですが、エビ中さんの楽曲に関するクリエイティブワークスは、去年から引き続き絶好調だと感じます。曲に関してはスケールだけが肥大してしまったお姉さんグループよりずっと好きです。「誘惑したいや」は、歌詞の中に「わくわく」という言葉があることを重んじるわたしのようなものにとっては大変重要な楽曲。というのは冗談で、転調部の安本彩花さんのまっすぐながらエモい歌唱は奇跡のように素晴らしく、それだけで胸がいっぱいになります。たむらぱんさん作曲。


4. 「ちいさな奇跡」東京女子流

スレスレTVと夏のシングルが出て以来、アスタライト迷子になっていたわたしの目を覚ました会心の一曲。これで心置きなくまた女子流を応援できます。メンバーの伸びやかな声をめいっぱい生かしたメロディで、半音転調のアレンジも効いてると思います。かわいい表情満載のMVも素晴らしいです。


3.「さよならMusic」Negicco

今年のNegiccoさんは少しコジャレた雰囲気の曲をたくさん発表しましたが、この曲はどこかイナタくて、でもそこがいいと思いました。イナタいというか、歌謡フレーバーのあるメロディと、70年代ソウルのアレンジが逆にクラシックな空気感をまとっていて、長く愛聴できそうです。


2. 「U.B.U.」 私立恵比寿中学

胸が高まるホーンアレンジが楽しくて、でもなんだか泣ける傑作。「わたしU.B.Uなままでいいですか?今はまだすべてを知らなくていいですか?胸の高鳴り感じたら、きっと伝えに行くから」というラインは、中人としての彼女たちの機微を繊細に捉えた歌詞のようでもあり、すり減ったU.B.Uのカケラをギリギリ残したわたしたちの祈りの言葉のようにも聞こえてグッときます。わたしたちだってまだギリギリU.B.Uですよ。たぶん。


1. 「スタートリボン」キャラメル☆リボン

大阪のアイドルさん。はじめて「虹色」を聞いた時は、「ジャクソン5のマイケルが3人いるな…」と思ったほど、素直さとどこか切なさを帯びた3人のハイトーンが素晴らしいと思いました。「スタートリボン」は今年いちばん聞いた日常のサウンドトラックです。通勤の時に聞くと、背中を押された気分になってたいへん重宝しました。MVは歌っている姿で見たかったですが、カップリングの「ALL NEW FEELIN'」含め、「スタートリボン」が今年のベストシングルでもあります。女子流が辞めてしまった、キュートな等身大ブラコンポップスの地平を進む姿を今後も見守っていきたいと思います。

おしまい。